工具について
ここではDIYにはかかせない工具・道具についてふれていきます
 
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ホームセンターで工具を買うときの心得

@KTCなどのメーカー商品は専門店(工具屋)のほうが安い場合が多いです。
 (ホームセンターは多額のリベートを業者から取ります。業者も馬鹿ではないですからもちろんその分は価格にのります。)
Aマキタ、日立等のプロ用の商品は明らかに専門店(金物屋)が安いです。
 (メーカーの価格体系自体が違います。)
BかといってDIYerはそこまで要らないと思います。マキタ、日立などのホームセンター用商品か、またはホームセンター独特の格安のお買い得電動工具などをうまく活用しましょう
C安いからといってつい買っても使わない場合が多いです。工具は必要なときに買いましょう
Dかなりの電動工具を貸し出ししています。たまにしか使わない高額なものは買ってもあとで必ず邪魔になりますので、レンタルしましょう。
E発売したばかりの新商品は欲しくてもガマンして少し待ちましょう。
(競合店対策などですぐに価格が安くなります。家電ほどではないですけど)

ソケットレンチ

基本的にはKTCをメインに使用しています。というかあまりに高すぎてスナップオンは買えません。KTCも最近モデルチェンジしたようですが、私は古いタイプの物を使用しています。ある雑誌で読んだんですが、NEWバージョンのラッチェトハンドルは旧モデルと正逆転の切り替えが逆らしくかえってKTCファンには使いづらいようです。

ソケットは六角、十二角どちらがいいかというのは諸説あるようですが、通常使う分には十二角の方が細かな角度調整ができて使いやすい気がします。錆びたボルトナットなどにはなめにくい六角がいいともいいますが、六角も十二角も接触している面積は変わらず一概にはどちらがいいかとはいえないという議論もあります。

ただ、プロは六角を好みます。よく使うサイズなんかは六角、一二角両方持っていてもいいかと思いますよ。

 

ドライバー

これもKTCの木柄の物を使用しています。しかもKTCの高級品ネプロスの前身ミラーツールというものです。かっこもよくとても気に入っています。

ドライバーもどのメーカーがネジにフィットするかなどはなかなか答えがでないですけど、そのドライバーの精度ほどはたしてネジのほうに正確さがあるかが疑問です。

ですからあくまで自分の手にフィットするものを選んだ方がいいと思います。それほど高いものでもなくまた、よく使うものなので何本か持っていてもいいかと思います。

これから工具を買おうとしている方へ

たぶん一番悩むのが、セットで買うべきか、単品を集めるべきかだと思います。ここでは双方のメリット、デメリットを紹介していきたいと思います。
まず、セットで買う場合・・・
おそらくホームセンターで10000円くらいから売っていると思います。なにを買っていいかわからない方にはかなりお買い得である場合がおおいです。まず3/8sqのソケットのバリエーションのみならず1/4、1/2サイズまで、中にはトルクス(星型のやつね)やプラグソケットまで入っているものもあります。ただ価格を抑えるためかラチェットの品質に関してはあまり期待しない方がいいと思います。

それと、72pcsなどセット品の多さを売りにしているものがありますが、この中にはあまり使わないものも多く入っていてそれほどセット品数の多さにはこだわらなくてもいいと思います。ただ、入門用として購入するには、単品を買い集めるよりかなりお買い得です。

メリット・・・単品を集めるよりかなり安上がり
デメリット・・・価格優先のため、品質がいまいちなものが多い。へたしたら一生使わない工具まで入っている

単品を集める場合・・・
 いじるだけでなく多少工具にも興味ある方は単品を集めていった方がよいでしょう。 何を買ってよいか解らないとは思いますが必要なものをそのつど集めていくのも楽しいものです。 ラチェットなんか初めて買おうとすると高くてびっくりしますが、この工具は、ドライバーと同じくらい使用頻度が高く、逆に安もんを買うと必ず後悔するでしょう。ただ、ソケットはどのサイズを買ったらいいかわからないと思う方のために必要最低限のサイズを紹介します。

※ソケット(3/8sq) 10、12、14、17、19、21mm
※ラチェット(3/8sq) KTCを買っておけば問題ないでしょう。(3000円〜あると思います)
※エクステンションバー(3/8sq)75mm、100mmの2種類
※メガネレンチ  10、12、14、17、19、21mmの絡んだサイズ 14x17あたりが一番使うかも
  スパナ      10、12、14、17、19、21mmの絡んだサイズ(必要なんですけどメガネを優先して使うので安いセット品でもOK)
クロスレンチ  14x17x19x21のサイズがお勧め
その他 ドライバー +2番 -6(出来れば貫通がよい)、ペンチ、ニッパー、プライヤー

これだけあればそこそこは車いじりが楽しめます。
※印のものは最低でもKTCクラスを買ってください。
ここまで単品で揃えたらかるく30000円くらいかかるでしょう

ワンランクアップ編 
 ソケットは21mm以降は1/2sqの方が使いやすいと思います。もし24mmなど買う場合は1/2sqをお勧めします
スピンナハンドル  3/8、1/2sq
変換アダプター  3/8→1/2、1/2→3/8
ユニバーサルジョイント(エクステンションバーの角度調整できるやつ) 3/8sq
      

 

ホームセンターでよくみる格安電動工具

ここ数年安い電動工具がホームセンターの売り場で見かけます。果たしてお買い得なのか、安かろう悪かろうなのか、疑問に思う事が多いと思います。

ホームセンターで特売品で販売されている電動工具のほとんどは一般的に電動工具メーカーのものではなく商社が海外(ほぼ中国)で作ったものを輸入しているものがほとんどです。ですからよくみると色だけ違くて形がまったく同じ商品なども存在します。

ただ最近では、中国製とはいっても全て悪いものばかりではないのですが、残念なことに品質のばらつきは日本製にはおとります。(さすがmade in japan!) ここでは購入のポイントを上げていきたいと思います。

 

ジスクグラインダー   販売価格1000円〜3000円

金属を切る、削るなど簡単な金属加工には欠かせません。千円で売ってるものもありました。安い商品に多いのが500W前後のもので、グリップが太い場合が多いです。使用すると分かりますが、ジスクはモーターの回転の遠心力がすごく長時間使用すると握っているのがつらくなってきます。ですからグリップの握り安さがポイントになります。

 

電気丸鋸   販売価格3000〜5000円

木工作業にはなくてはなりません。種類がいくつかあり、145mmタイプもありますが、角材などの角度切りすることを考えると165mmタイプが使いやすいと思います。どのメーカーもちょっと音がうるさいのが難点かな。でも十分使えます。

 

充電インパクトドライバー   販売価格10000円前後

これはあらゆる作業に代用でき最近では充電インパクト用の六角軸になったアクセサリーも豊富です。 トルクは80N.m〜120N.mくらいまであるようですが、日常使用するならトルクは80N.mでも十分です。

また価格差はインパクト本体の性能より、充電池や充電器の性能の差が多いようです。電池はサンヨー、パナソニック製ならそれほど問題はないでしょう。(電池パックをあけないと解りませんが) 

それと充電器は安いものはだいたい、電池の温度変化によるセンサー方式が多くこの場合誤作動もかなり多いです。この温度センサーにプラス電流値の変化を読み取るセンサーがついていれば誤作動がすくなく使いやすいでしょう。お店の人もこれくらいの事でしたら、知っている場合が多いので聞いてみましょう。

 

マキタ、日立、ナショナルなどのインパクトは・・・  価格20000円前後〜

  この辺のメーカー品のインパクトはやはり一流だけあって価格的にもかなり高価です。  商品も実はホームセンター向けの商品と金物屋などの専門店で売っている商品と2種類あります。  どちらかというとDIYerにはホームセンター向けのものの方がお買い得ではないかと思います。

 マキタ、日立などのインパクトはホームセンターで売っているものはだいたいが型が古いもの、電池パックの容量の少ないものが多いです。ただ色やデザインは今風になっており結構かっこいいです。 ナショナルは型式が微妙に違いますが本体はプロ用と全く同じ物で、電池パックの容量の違いが多いです。

ちなみにリョービ、ブラック&デッカーは能力や使い勝手はマキタ、日立などとは比べ物にならないと思います。まぁ簡単にいうと2流メーカーでしょう。でもちゃんとした電動工具メーカーですしDIYerにはおすすめかも。

木工が趣味の人ならインパクトは頻繁に使いますのでこだわってもよいかも。車いじりがメインならそんなにいいものは必要はありません。それよりコンプレッサー買ったほうがいいですよ。

 

充電ドライバードリル  販売価格10000円前後

インパクト全盛の今となってはDIYでも必要ないんじゃないかと思う人もいるかとは思いますが、実はかなり使えます。インパクトはハードなビス打ち(ウッドデッキを作ったり)などの作業には最適ですが、日常使用する簡単なネジ締め、穴あけなどはパワーがありすぎて使いにくいです。

車いじりにおいても、細かいネジ、ボルトなどの脱着作業の場合はこちらの方がかなり重宝します。だいたい12Vで20N.mくらいのものが多いです。よく見かける特売品は変速機能がないものがほとんどで、この変速機能がないと実に使いにくいです。

だいたいナショナルなどメーカー品の商品だと変速機能つきは+3000円くらい商品価格がアップしますが、かならず変速付きを選ぶ事をお勧めします。20段クラッチなどクラッチの多さをアピールしている物もありますが、クラッチの数はほとんど意味がないでしょう。

 

サンダー   販売価格2000〜3000円前後

サンダーに関してはあまり性能の差がないように思われます。が、安もんには吸塵機能がないやつがありました。これがなくても使えますが、サンダーに吸塵機能がない物を商品として発売するのは、使ったことがない人が作っているんじゃないかとさえ思います。また、ベースがアルミで歪みにくいものもあります。

 

ジグソー  販売価格2000〜3000円前後

自分では持っていませんが刃の取り付けがワンタッチタイプ(ボッシュタイプ)がいいと思います。ただ、低価格のもので、このタイプの商品はないと思います。丸鋸などと違い、思ったよりうまく切れないと思いますので、パワーのあるもので余裕を持って使うのがいいと思います。

 

《エアー工具》

コンプレッサー     販売価格10000〜30000円

車いじりするDIYerのあこがれのツールです。最近はかなり安くなりました。馬力、タンク容量、吐出空気量が重要ですが一概に性能を比べる事がむずかしく(一般的にモーター出力750Wを1馬力としているところが多いです。)、カタログスペックで優劣をつけるのは困難です。 ただ1.5馬力、タンク容量30Lくらいの物を選ぶとよいと思います。

またエアーツールに関しては台湾に工場がおおく、中国製より台湾製のほうが品質は安定しているはずです。 またコンプレッサーだけではなにも使い物にならないのでエアーツールを買わなくてはいけませんが、コンプレッサーさえ持っていればエアーツールは比較的安く、小型でもパワーがあり、また電動工具に比べて壊れにくいので、お勧めです。

 

エアーインパクト   販売価格4000円〜

これさえあればタイヤ交換はらくらくです。ただ、どの程度のタイヤまではずせるのか?と思う方が多いと思いますが。ほとんどの場合タイヤが外れないのは道具が安いから、悪いからというわけではありません。 かなりの人が交換の際、タイヤが外れないように強く締めすぎてしまうからです。

通常の乗用車の場合タイヤの締め付けトルクは約10kg(今はキロという単位は使いませんが)です。この規定トルクは女性でもクロスレンチで簡単にはずす事ができるくらいのものです。ましてや最近ではアルミホイールが主流です。締める際にパワーのあるエアーインパクトを使ったらアルミが削れるくらいどんどんしまってしまいます。

        

※エアーツールの注意点

エアーツールの最大の敵はさびです。頻繁に使用していればあまり気になりませんが、たまにしか使わないDIYerは一度つかったら次使うのは来シーズンかもしれません。すると必ず錆びが発生しています。ツールだけではなくカプラの部分であったりすぐ錆びます。

とはいっても注油しておけば問題ありません。エアーツール用のオイルが最近ではどのホームセンターでも売っています。注油方法はツールのカプラ取り付け部から数滴垂らし空転させればOKです。これさえやっておけば安いエアーツールでもなかなか壊れず十分に使えると思います。

   

《溶接機》

アーク溶接機    販売価格5000円〜

エアー工具の次は必ずこれが欲しくなります。そうです。アーク溶接機です。かなり価格も安くなりました。ホームセンターではスター電器というメーカーが多いですが、問題はないでしょう。

ここでは家庭用電源(100V15A)(注:1)で使う事を想定してお話します。
お店ではいくつかの溶接機が並んでいますが、まず通常の家庭用電源で使用する場合はどの機種も溶接できる板厚は約3mmまでです。 
それでは価格の差は何かというと使用率といって連続溶接できる時間が違います。これはJISで決められて、よく見かける5000円くらいの溶接機は使用率5%くらいです。5%というと時間にして30秒です。一応規定ですと30秒使用して、9分30秒休むと書いてあります。

えっ!30秒しか使えないの?と思うかもしれませんが、溶接の場合は連続してスパークさせる事は多くはないので、これでもDIYerには十分使えます。使用率もそれほど神経質にならなくてもいいでしょう。

『ちょっと溶接してみたいな』と思う方、この一万円以下のもので十分です。思ったより溶接は簡単です。

  
(注:1)?と思う方、大丈夫です。通常その辺のコンセントからきている電気は、元の契約が何アンペアであれ100V15Aです。

   

インバーター溶接機     販売価格40000円〜 

家電ではもう当たり前ですが、工具業界でもインバーター式(注:2)のものが普及しつつあります。 価格はDIYerにはちょっと高いですけど、使用するとその違い驚きです。

インバーター式で電流が安定しているためか溶接のときのスパークも安定していて、かなり溶接がしやすいです。おかげで仕上げもきれいです。詳しくは解らないですが100V15Aでも3mmよりもうちょっと厚い鉄板まで溶接できるようです。電流が安定しているためか、アルミ溶接もできるようなことが書いてありますが、アルミ溶接用の溶接棒があるのかな?売っているの見たことありません。取り寄せか?

注:2 調べれば調べるほどよく解りませんが、簡単にいうと電流を安定させるものみたいです。

   

半自動溶接機    販売価格40000円〜

 これ使いこなしたら超かっこいいです。半自動とは溶接棒のかわりにワイヤーが本体に入っており、これが手元の握りで自動で出せるというものです。ただこのワイヤーがすごく細く使い始めはどこを溶接しようとしているのか解らなかったりしてやや使いにくく感じる部分もありますが、その辺は慣れだと思います。

薄い物を溶接するのにいいらしんですが、自分ではあまりそうは感じませんでした。(下手なだけですけど)

上級機種になるとアルゴンガスを併用することで夢のアルミ溶接が可能になります。ただアルミ溶接は非常にテクニックがいります。現状考えられるこの半自動溶接機の大きな欠点は一つです。本体はかなり安くなりましたが通常の溶接棒に比べて、溶接ワイヤーの値段が高いです。もう少し普及すればもっと消耗品も安くなるかも?

《園芸機器》

ヘッジトリマー(庭木バリカン)    販売価格3000円〜

 庭木のお手入れにはこれが欠かせません。ホームセンターにはマキタ、リョービ、ナショナル、最近では日立もよく見かけます。一番使いやすいのはマキタのような気がします。パワーもありバランスにも優れています気がします。ナショナルは他社より圧倒的に軽いです。通常重さはあまり感じないと思いますが、使用していると結構つかれるので軽いに越した事はありません。
リョービは価格的にやや安めで他社にはないブロアー機能など付いていたりします。 ここ数年ではホームセンター独特の激安ヘッジトリマーも出てきていますがかなりあたりはずれが多く、また数年後などのアフターフォローなどを考えるとやめといた方がよいと思います。園芸機材は一年のうち数回しか使いませんし、かなり長い間使う事が考えられますのしマキタ、ナショナルなどのメーカー品でも一万円もしませんから、安心したものを買った方が絶対お得です。

芝刈機    販売価格15000円〜

 お庭の手入れも以外に面倒です。そこで芝刈り機ですが、一番手ごろなのがナショナルのEY2232だと思います。使い勝手がいいですし、替刃も1000円くらいです。で、もう少し仕上げにこだわる人などにはリール式と言われるやつがおすすめです。
もうひとつアーレスティというメーカーのハサミ式といわれるものもあります。このハサミ式は長い芝も刈れますし、スピードもはやく、実はかなりお勧めです。でもちょっと見かけがお洒落じゃないんですよ。 だからやっぱりナショナルのEY2232(今は2233?)がお勧めです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
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